die pratze M.S.A. collection 2006

 のお知らせ
何かの病原菌に犯される錯覚に陥ってしまいそうな先進的で衝撃的な die pratze 芸術祭

 □1980年代後半から実験的、先駆的な舞台を応援しようと始まった不定期アートフェスティバル。国内外の演劇やダンス、パフォーマンスを中心に音楽や映画、美術などのノンジャンルで構成。保守的傾向の強い現在にこそ、アートの原点を見つめなおす為に必要不可欠なフェスティバルと考える。

2006年3月24日〜5月7日

会場:
□神楽坂 die pratze 03-3235-7990
〒162-0812新宿区西五軒町2-12
□麻布 die pratze 03-5545-1385
〒106-0044港区東麻布1-26-6-2F

フェスティバル通し券(1演目につき1回有効 die pratzeのみで予約受付)
一般¥6500 学生¥5500 (要学生証)

□チケット取り扱い:
チケットぴあ 0570-02-9999
予約・問合せ:
神楽坂 die pratze 03-3235-7990 (火曜定休12:30〜17:30)
麻布 die pratze 03-5545-1385 (月曜定休18:00〜23:00)
pratze@ask.ne.jp

主催:die pratze
監修:真壁茂夫
記録:田中英世(写真) 船橋貞信(ビデオ)
宣伝美術: 広住祐子
制作:村岡尚子 吉村二郎 高松泰治
協力: 大谷マサル 脇川海里 佐々木治己 OM-2

  <神楽坂die pratze>
■3月24日(金)〜28日(火)
OM-2 <シアターパフォーマンス>
「作品No.4」ーリビングー
開演時間:19:30 26日(日)のみ18:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演:佐々木敦、中井尋央、柴崎直子、丹生谷真由子、江島嘉政、大根田真人、三村順、宮本享平、他
スタッフ:構成・演出=真壁茂夫 テキスト=佐々木治己 
    主催:OM-2
問:03-3235-7990 神楽坂die pratze内(火曜以外12:30〜17:30)

 □プロフィール:
真壁茂夫を中心に87年に結成。以来、前衛的で実験的な作品を次々と発表。94年より海外公演活動を始め、ボルドー、NY、ワルシャワをはじめ、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどの国際フェスティバルに数多く招聘される。今回は、若手劇団「自動焦点」の佐々木治己のテキストを下敷きとし、自動焦点の俳優、スタッフも加わりコラボレーションともいえる作品を展開する。
http://www.om-2.net

■4月11日(火)〜12日(水)
NUDE <舞踏>
「部屋」
開演時間:4/11(火)19:30 4/12(水)15:30&19:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演者:金野泰史 定方まこと(P.E.G.) ケンジル・ビエン(BABY-Q)  目黒大路 他
スタッフ:照明=三枝淳 音・音響=MAKI 衣装=川原場幸雄 図匠=牛子
問:080-5006-9019

 □プロフィール:
白夜 砂漠の中心に骨がぶら下がっている その傍らには、「部屋」
そこは、目的のための行為が目的にかわる場所
04年、目黒大路を中心に結成された舞踏カンパニー。今一度舞踏の特性について考え、舞踏的空
間・時間・肉体を構築し、更なる可能性を探り、そして発展させることを目指している。

■4月14日(金)〜16日(日)
Power Doll Engine <演劇>
東京物語」作:竹内銃一郎
開演時間:14日(金)&15日(土)19:30 16日(日)14:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演者:オマンキー・ジェット・シティーゴキブリコンビナート) 億土点 power dolls
スタッフ:未定
問:okudo-10@b-star.jp

 □プロフィール:
92年、暴力的、幻想的なブラックファンタジーを標榜し、空中誘蛾塔結成。旗揚げ公演「マドンナの真珠」原作:澁澤龍彦。その後、活動の枠を広げるべく、様々なパフォーマンスなどにも精を出す。98年、集団名をPower Doll Engineに改名。02年より、方向性を変えることなく、古今東西の作品の上演に触手を伸ばし始める。04年、億土点が「利賀演出家コンクール」において優秀演出家賞受賞。最近作:「縛られたプロメーテウス」作:アイスキュロス

■4月18日(火)〜19日(水)
イマージュオペラ>>トリプティック<< <ダンス シアター>
「地図の作成」振付・ダンス=野沢英代
「ベンツがほしい」演出・構成=綾原江里  出演=相良ゆみ 吉川裕子
「lovelorn longlost lugubru Blooloohoom」振付・ダンス=脇川海里 
開演時間:19:30 
18日アフタートーク
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引き)
スタッフ:音響・照明=曽我傑
問:03-5373-0536(イマージュオペラ

 □プロフィール:
イマージュオペラ各メンバーによる三つの小作品集。
綾原江里は、二人の女の間に映し出される自他の関係、欲望と孤独とを描く。
野沢英代はソロ。オブジェクトと出会えるかサブジェクト出会えないかプロジェクト。いずれにしても、のダンス。
脇川海里SOLO→J・ジョイスのフォノ=ダンス♪一片の振りに含まれるあらゆる出来事⇔無用の再帰→袋小路の土竜←蜘蛛→×→災厄のコメディダンス。
http://d.hatena.ne.jp/kairiw/



  <麻布die pratze >

■4月4日(月)〜5日(水)
(‐2)LDK  <演劇> 
「root in work」
開演時間:4/4(火)19:30 4/5(水)15:30&19:30
※開場は開演30分前。客入れ芝居あり。開場時間で
のご入場をおすすめします。
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演者:木室陽一(ダンサー/POTALIVE主宰) 榊原順一(おどり)
田口アヤコ(劇作家・女優/COLLOL主宰) 垣内友香里(ダンサー/ Benny Moss 主宰)他
スタッフ:作・演出=岸井大輔(劇作家/POTALIVE主宰)美術=mi-ri meter (建築ユニット) 音響=寺田俊彦
問:080(3444)4342

 □プロフィール:
お散歩演劇POTALIVE主宰の劇作家岸井大輔と、建物を 建てない建築家miri-meterらによるアートプロジェクト『(‐2)LDK』。家を失ったあと、帰る先をつくってみせる、いろいろな活動をしています。今回は、劇場に、タダイマといって、かえる作品。野外での緻密な劇作で培った方法をシアターに持ち込み、小さなドラマを作ります。今も劇場が好きな人 と、なんで劇場に行くんだよという人のために。
http://2ldk.urbaning.org/

■4月7日(木)〜9日(日)
テラ・アーツ・ファクトリー  <フィジカルシアター>
イグアナの娘、たち」
開演時間:4/7(金)19:30 4/8(土)15:00&19:30 4/9(日) 14:30&18:30
料金:前売・当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演者:根岸佳南江 藤井理代 井口香 中内智子 横山晃子 入好亜紀 志村麻里子 佐藤和紅 上田誠子 黒澤亜希子 渡邉いくみ
スタッフ:構成・演出=林英樹 照明=福田玲子
                 問:090-6020-7391(テラ・アーツ・ファクトリー)

 □プロフィール:
ネット掲示板に書かれた少女たちの妄想、赤裸々な 告白、演者たちの即興テクストと政治の時代に生きた女性の「その後」のドキュメントが交錯する集団創作作品。テラ・アーツ・ファクトリーは85年に活 動を開始。80年代後半はメディア環境と身体の関係 を主題とした実験的作品を発表、90年代に入り、海外での活動を開始する。05年10月、女性を中心とした新メンバーにより6年ぶりに上演活動を再開。
http://www.taf2.com/

■4月10日(月)
ゼロ次元・加藤好弘/向井千惠 <儀式+パフォーマンス>
ゼロ次元・加藤好弘「いなばの白うさぎ」
向井千惠「青天」 
開演時間:19:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
スタッフ:中西レモン 森直弥 宮田徹也 他

 □プロフィール:
ゼロ次元のこなたより、大国主はやってくる!60年代を中心に反芸術の旗手として活躍したゼロ次元・ 加藤好弘。その伝説的儀式映画『いなばの白うさ ぎ』の上映と生の『ペニスをつけた女』の儀式が今 ここに!60年代の記録映像にアジテーションと盛り沢山でお贈りする30年ぶりの公演。更には今日の即興音楽系パフォーマンスをリードする向井千惠の『青天』を併せて上演。「一緒にトリップしよう ぜ。DOITしようぜ!」と、ゼロ次元は貴方の参加を待っている!


■4月11日(火)
ダンスの犬 ALL IS FULL <コンテンポラリーダンス
「裂けていく月 vol.4」
開演時間:19:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演者:縫部憲治・岡田隆明 成田優美子 斉藤直子 玉内集子
スタッフ:演出=深谷正子 照明=藤原太郎 音響=サエグサユキオ 衣裳=T-ART WORKS 制作=田口敏子
問:047-447-0073

 □プロフィール・コメント:
深谷正子ダンスカンパニーを前身として、01年に発足したダンスの犬 ALL IS FULLのモットーは「そこにからだがある」、「カタマリとしての体」から温度を注入しダンスを紡ぎだす。生理の穴を掘ることで滑稽であり、切実である物語が生まれる。いままで「笑う柊」、「月を喰う」「夜のそくど」などの作品がある。「裂けてゆく月」は、閉じこもりから俯瞰へと向かうエネルギーが、何度も入れ替わりながらドラマを作り出す。
http://www.fukaya-masako.com

■4月12日(水)〜16日(日)
マキガミックテアトリック <音楽+パフォーマンス>
チャクルパ2「ザーウミの海で」
開演時間:4/14(金)19:30 4/15(土)15:30&19:30 4/16(日)14:30
14(金)アフタートーク有り
料金:前売3000円 当日3500円 (学生500円引、要学生証)
出演者:五十嵐正貢、太田収紀、尾引浩志、菊川真紀、岸本つよし、栗林久美子、徳久ウィリアム幸太郎、畠中容子、柳家小春、矢萩竜太郎、雪枝
スタッフ:作・演出・音楽・出演=巻上公一 宣伝美術=イソノヨウコ
問:0465-63-0578 巻上オフィス

 □プロフィール:
宇宙語シアター最前線ここに有り。
フレーブニコフからの電話で起こされた。
オノマトペの金魚がバグダッドで蘇生、みんなメル
ツ歌謡に首ったけとのこと。
声帯のサーカス団は口腔のブランコに乗り、ザーウ
ミの大洋を古式泳法でゆく。
http://www.makigami.com/

■4月18日(火)〜4月19日(水)
hmp (大阪) <フィジカルシアター>
「In der Strafkolonie」
開演時間:4/18(火)19:30、 4/19(水)15:30&19:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
出演者:臼井沙代子 高安美帆 伊藤歌枝子 砂原万記子 川内絵里奈 田口翼 立木久詔 藤井雅信
スタッフ:作=フランツ・カフカ流刑地にて」  構成・演出=笠井友仁 仮面製作=土井のり子 音楽=obscure film 音響=宮田充規(Gekken Staff room) 照明=根来直義 舞台美術=松崎未歩 宣伝美術=大久保篤 制作=伊原加積
問:090-3355-2669(hmp)

 □プロフィール:
hmpとは「ハムレットマシーンプロジェクト」の略で、ハイナー・ミュラーの「ハムレットマシーン」の上演形式を深く追求していくために結成された団体。かなざわ国際演劇祭(02年)、ハイナー・ミュラー/ザ・ワールド(03年/東京)、大阪現代演劇祭<仮設劇場>WA(05年)などに参加。作品ごとに独自のコンセプトを設け、テキストを解体し、それに基づいた空間設計や、映像、身体表現、音響効果を駆使した実験的な舞台創りを試みている。その他、過去に上演テクストとしてとりあげた作家は、ゲーテブレヒトなど。
http://www.geocities.jp/hmp_director/

■4月21日(金)〜23日(日)
東京戯園館プロデュース <演劇+舞踏>
蒼穹(そら)はない」(A・アルトー原作)
開演時間:19:30 4/23(日)のみ18:30 
料金:前売3000円 当日3500円 (学生500円引き、要学生証)
出演者:高田恵篤 渡邊敬彦 工藤丈輝 他
スタッフ:出演・演出=ディディエ・マニュエル 音楽=伊藤啓太 照明=福田玲子 制作=松岡真弥
後援=笹川日仏財団
問:03-3416-3170(東京戯園館)

 □プロフィール:
日仏の怪優たちがアルトー未完のオペラ台本をもとに挑むトータルシアターの試み。舞台とアールヌー
ヴォーの街ナンシーを拠点に十余年、Materia Primaを主宰し、今や市街劇祭のプロデュースも手がける
ディディエ・マニュエルを演出に招き、日本を代表する俳優舞踏家とともに描き出す現代涅槃図絵。
http://www.materiaprima-totem.com/

■5月3日(火)〜6日(土)
発見の会 <演劇>
「革命的浪漫主義」
開演時間:5/3(水)19:00 5/4(木)、5/5(金)14:30&19:00 5/6(土)14:30
料金:前売3000円 当日3500円 (高校生以下は半額・要学生証)
出演者:牧口元美 飯田孝男 西村仁 後藤恭徳 反町鬼郎 秦京極 林周一 輿石悦子 市村まゆ子 宍倉暁子 他
スタッフ:作=上杉清文 演出=有馬則純 美術=深川信也 音楽=不破大輔
                 問:03-5996-2248

■5月7日(日)
境野ひろみ <舞踏>
「雑草花子」
開演時間:19:30
料金:前売2500円 当日3000円 (学生500円引、要学生証)
スタッフ:舞台監督=真嶋大栄 照明・音楽=曽我傑
問:03-3493-1086(境野)

 □プロフィール:
私は雑草花子。ビルの谷間にどかっといすわっている。
ほこりにまみれても、踏まれても私はここにいるよ。これが私の原点さ。
えびす屋お蝶’で初舞台。以後「鯨線上の奥方」 まで、土方巽全作品に参加。84年「花子のよっぱらい」で、初のソロ活動以後、毎年1回ソロ公演を続けている。岡本太郎美術館土方巽抄」等に参加。04年「ダンスがみたい!」で好評をはくした公演「雑草花子」の再演。