Bishkek City Drama Theatre (キルギスタン)「OMUR - Life 」

『OMUR - Life 生…』
Bishkek City Drama Theatre  

Art leader, director of the Theatre Tsytsygma Umrualieva
Assistant of art leader, coordinator, translator Aalamgul Umrualieva
Sound, light Urmat Belekbaev
Director of performance Bekpulat Parmanov
Performers Nazgul Razzakova Ruslan Orozakunov Bayastan Abylkasymov  Dinara Abdykadyrova  Talaikan Abazova  Guljamal Mamytbekova  Nakinay Dyikanova

<変化の風、または、宇宙と同等の生…>人間。 生。 空間。 時。幾重にも層をなす人の生は思索と幻想に満ちている。ロシア詩人、A.S.プーシュキン曰く、「私は生きたい、考え苦悩するために」。これは人間と世界の関係性についての問題である。時空に生きる人間は、同時に、その属する文明の番人になりうる。それぞれの文明には、最も価値有るもの ―その文明が抱える世界と人間 ― に関する独自見解がある。人間が、この全てに対する意味である。人は、そこから歩み始め、そこへ幾度となく立ち戻る最終地点を必要としている。この地点は、人の「記憶」にある。若い頃の曇りない空の記憶、崇拝する精神の記憶、最も恐るべき世界悲劇としての戦争の記憶、モラルの見えざる境界を踏み越えた人々の記憶、古代トルコ史と先祖の土地を保存することの記憶、創造主によって見出された誰かを我々に与えてくれる人間の力を超えた偉大なる愛の記憶、「人生の目的は生そのもの…」故の世界調和の記憶。最終地点はそうした記憶の中にある。